一票の重みがー、などと聞いたことがあると思う。地域による格差、年齢による格差などなど。
そこで、新しい投票方法を思いついた。
まず、選挙区域。これはとりあえず今までのものと同じでいいでしょう。
選挙のたびに投票用紙を送っているのだから、そこの地域に住む選挙権を持つ者の年齢はわかっている。そこで、年齢で区分をする。
人数 投票率
---若年層ーーー 2万人で5,500票
20代 1万人 15% 1,500票
30代 1万人 40% 4,000票
---中年層ーーー 5万人で14,500票
40代 2万人 35% 7,000票
50代 3万人 25% 7,500票
ーーー高齢層ーーー 3万人で22,000票
60代 2万人 70% 14,000票
70代 1万人 80% 8,000票
仮にこんな感じで投票者がいる市があったとする。投票率が低ければ死票が増えるのだから、高齢者に有利なことになる選挙になっているのが今の投票。
そこで、大胆に投票をモデルチェンジ。
例えば今の例なら20代は1万人いるのに1500人しか投票に行っていない。
そこでその投票に行った人が「20代の代表者」として10000÷1500=6.66票の重みを与える。
40代は2.85票、60代なら1.25票となる。
こうすることにより、世代間の選挙ギャップが防げるのではないだろうか。
一票の重みというが、実際に行使しないアレな人が多すぎる。であればせめて同世代に意見を託すこの形はどうだろうか。
わけわからん奴に選挙の権利を使われてはかなわん、と思う人が増えるのであれば、投票率は上がるだろう。
無効票にしたいのであれば、白紙を入れに行けばよい。行かないというのは意思の表示ではなくタダの怠慢だ。
高齢者ばかりに目線が言っているいまの政治。若者がちょっとでも意見が通るかも、という希望が持てるように提案してみる。
一人一票、無記名という原則はあるが、今でも投票にきた人間の氏名、年齢はデータとして捕捉されている。もう一歩踏み込んで世代間の「どうせ変わらん」という無気力にも手を入れる必要があるのでは。