不適合者のジャンクヤード

腑に落ちるか落ちないか、読む人次第。拾い物があればご自由に。

冥福はお祈りできるのか?

テロがあるたび、事故が起こるたび「冥福をお祈りいたします」の言葉がネットにあふれる。

 

先日興味深い記事を読んだ。

yurukuyaru.com

 

人は自分が知らない人に対して、本当に悔やむことができるのだろうか。残念に思っても、しょせん他人事。自分の身に起こったら、と一瞬おびえ、そして数秒後に忘れる。

人が悼めるのは、自分のごく身近な人間だけに対してだけではないだろうか。

 

ではなぜこの言葉が日本のネットを席巻するのか。

 

良い人に見えるから。としか言いようがない。

 

スラックティビズム - Wikipedia これが今日もネットで大繁殖。

自分をいいやつに見せかけるためだけに、空文が空を飛び交う。

校長先生のありがたい訓示と同じように。

 

生の意見が言えないのなら、ただのリア充自慢ツールだからね。SNSは。