これぐらい知っておかないと、社会人として恥ずかしいよ。
ええ、私恥かいたことは何度もあります。
結婚式に呼ばれたら、ご出席の「ご」を消して「させていただきます」を付け足す。
郵便の「行き」は消して、様か御中にする。
知らんがな。何、相手を試してバカにするのが趣味なん? その方がやらしいわという気分になったね。
では一つ質問。あなたは会社の人の記念写真を撮らなければいけません。
社長と部長二人の写真を撮るとした場合、社長をあなたからみて
1.右に配置するべき
2.左に配置するべき
3.知らんがな。ほっとく。
どれが正解でしょうか。
答え。全部正解で全部不正解。社長の年代、マナーによってどれもが正解になりうるので強いて言えば社長に直接聞くのがベターだが、「そんなこともわからないのかね」と怒られることを覚悟しましょう。
1.は平安時代の「左大臣」が偉かったことをふまえて「左が偉い」
2.はヨーロッパ流。右手に武器を持ちたいので、男は右、女は左と結婚式で並ぶマナーより、右が偉い。
3.は社長の行きたいところに行かせるのだから、文句が出ない。
1.についての余談だが、その習慣が伝わった700年代の中国も左が偉かったのだが、時代を経て国が何度も変わった結果、右が偉くなったりしているのだからなんだかな、と思わされる。
平安も、中世も、1000年以上前の習慣を「どや顔しながら」これがマナーなんですよ、と語るくだらなさ。誰得?