もしも経典が同人誌だったら ―日本の仏教の夜明け
しかしひっでえタイトルだな、おい。
「もしも経典が同人誌だったら」
遣唐使が大流行だった時に、同人誌の最大開催地「唐」へ旅立った二人の同人誌ハンター、最澄と空海。
コレクターだった最澄は、有能なところを見せつけ手広く戦利品をゲット。
一方空海は口のうまさと、機転を生かして非常にレアなお宝を手に入れる。
最澄は持ち帰ったお宝を分類して目録を作るのに大忙し。そんなある日、空海がマニア垂涎のレア本を持ち帰ったという噂を聞きつける。
最澄、さわりだけでも見せてとお手紙出すも、空海からは「だが断る」との返事。
R-18過ぎて、見せたら健全な最澄には悪影響、と思った空海。
思い余った最澄、弟子を派遣するも、アッーな関係に持ち込まれといった展開を見せて【続きはwikiで】
「しゃりしさん」
舎利子はできの悪い小僧さん。今日も有り難い説明聞いても理解でけん。
お坊さん:せやから、舎利子。いろんな楽しい事ってあるやん。
でもな。むなしいねん。
舎利子 :「ふぁっ?!」
お坊さん:わからんか。うーん。感じる事ってできるやろ?
でもな、それって何で感じてると思う?
舎利子 :「ファッ!?」
お坊さん:うーん。わかった、これだけ覚えとき。
「いこういこうあっちに行こう。行ったら皆楽になるから」
そんな覚えの悪い舎利子とその上役さんを描いた短編日常コメディが般若心経。
ほんまはこんなん違う、という野暮な突っ込みは勘弁な。
何かを覚える。考えるにはデータ入力が必要。
でも、無味乾燥な羅列では、興味なければ一瞬で寝る。
古文を覚えるのに「源氏物語はR-18、□リ展開有」とするもよし。
元素記号に萌絵つけて、キャラクター付けして「アルゴンは一人ぼっち」でも
歴史ものを、KOEIの武将伝からでも、小説の柴錬・司馬遼でもいいじゃないですか。
なんでもいいんです。入口は。
一度ストーリー展開がわかれば、関連性とか伏線とかに目が行くようになる。
勉強は「勉めて強いる」のでは、現代では多くがついてけませんから。
こんな宗教の関心の引き方もありなんちゃうかな。いや、なしか。