日本円は通貨、USドルは外国為替。
為替とは小切手なども含まれるが、振出人に持ち込むことで決済されるもの。
国をまたいだところで、帳尻を合わせるために決済が行われるので為替と呼ばれているらしいが、ここから連想したことを雑感として、自分用に記録しておく。
通用する貨幣だから通貨。自国内では通貨として通用するものも、国外へ行けば通用しない貨幣になる。
つまり、為替発行国へ持ち込むことで再び自国通貨との交換、またはサービス・財と交換できる「外国振出人の為替」としての」扱いを受けているという風にイメージもできる。
ちなみに国内が通貨足りえるのは、国家の保証による共同幻想があるからで、通貨の発行国は、その通貨を発行することで国民を働かせ、生産物・財・サービスを作り出す。
奴隷制とは言わないが、一般の国民にとって、自分の時間、能力は移ろい、流れゆくもの。どうしても保管できる交換物であるところの通貨を手に入れようと労働せざるを得ない。
国家で生産されたものはGNP・GDPとしてカウントされ、その比較によって為替の価値が日々変動する。