乱高下する市場 相場予想もあり
20年くらい相場を見てきたが、ここ5年ほどの相場がどうもおかしい。
この間のイギリス離脱で、円ポンドの動きは次の通り
5月31日の164円から6月16日の145.5円まで下げ。 17日で11.3%の下げ
選挙日の6月23日深夜までに160.3円まで上げる。 7日で10.1%の上げ
投票日6月24日。1日で133.6円までの下げを記録。 1日で16.7%の下げ
為替変動は、確かに大きい。ただ、年で見てトレンドがわかるくらいのものだったのに、最近はニュースの発表で円ドルが一日で上下5円変動する。
いやいや、為替ってそんな動いたらまずいでしょ。
どうも荒々しい印象が強い。
上も下も狩りつくして、身軽になってから腕力で相場を作っている白い国の人がいる雰囲気だ。
日経平均も、為替と組み合わせていいおもちゃになっている。ヨーロッパが上がり、アメリカが上がり、さあ日本も上がるかと思いきや、ドルを売って円高だから日経は上がりません。
そうかと思うと日中さえない振りをしておいて、夜になってから先物で500円、1000円と嘲笑うかのように買い上がる。
この間のようにニュースを使って市場に上のトレンドを作ってから、逆に売り込む。
直近だと7月4日から7月8日までの動きがおかしかった。
震源地のイギリス、アメリカが最高値をうかがう中、敵対国のドイツ、日本の株価が不自然に抑えられ、売り込まれる。
金曜日の雇用統計の発表後の円ドル、先物の動きが特に異様だ。
全もどしはあることとはいえ、あれだけ強い数字の後の売りは、一人で流れは作れないわな。
あわてて買いを閉じて、売りに回った人間を踏みあげて殺す。もう出来レース。
今後の予想は次の通り。
日経平均16800円まではすんなり。アメリカが最高値を更新しつつあるので、ダウが勢い付けばしばらく上に。
日経は17000~17500円の4月の壁を超えれば、夏は上に。18500円も見える。
いよいよ本調子だ!とマスコミが騒ぐだろうね。
S&Pは2200~2250、ナスダックは5500くらいかな。おそらく7、8月中はそんな感じ。
で、売る。
ドイツ銀行か、イタリアか。イギリスか。ギリシャか。本命の中国が早いか。
又は全部乗せかも。
早ければ8月。本命は9月20日以降から、10月半ばまで。ひょっとしたら
円が90円で止まれば12500円。70円台なら11000円割れ。
どこまで落ちるかは想像つかんな。
スイングで取れる自信ある人は、ボラ高いから波乗り楽しいだろうけど、どんくさい私は、しばらくオールキャッシュ予定。6・23で仕込んだポジもあらかた畳みました。
どう考えても高いと思えばベアETFも考えに入れてます。
とまあ、こういうシナリオもありえると思ってます。
乱高下相場はキャッシュは王様を合言葉にした方が、幸せになれるかもね。