経済のニュースの信憑性
「本日の日経平均は前日の米国株高を受け、リスクオンとなり345円高と…」
相場を触っていると、どうしても読まざるを得ないニュースだが、これがあてにならない。というか後追いで事実に無理やりこじつけるせいと、単語の単調化によりひどいことになっている。
数日前まで「リスク回避の円高で、株価は超絶下落。全面的なリスクオフ」
ところが今日は「債券が売られ、株式が全面高。リスクオンが進む」
オン、オフってそんなに簡単に変わる事に使ってよかったっけ?と問いただしたくなる。信憑性はと言えば、ネットに落ちている「これさえすれば女にモテル!」系の記事と大差ない。
こういう事実があった、という確認には役に立つ面もあるが、それすらも「なぜ今公表したのか」「再送:されて表示される理由は何か」「事実無根のうわさ話を匿名の話として出すのはなぜか」一瞬でシナリオを描き、誰が、どっちの向きに誘導しようとしているのか判断しなければならない。
記事には感情を揺さぶり、一定方向へ群れを誘導しようとする裏がある場合が往々にしてあるように感じてます。ま、妄想かもしれんけどね。
ネットでうわさ話を書けば、個人は風評流布で逮捕されるのに。
個人が株を刻んで買えば価格操作で捕まるというのに。
アのつく白い人の国は何でもありなのね。そう思う。