読後リストを眺めていて、安価系作品の紹介が割と残っていたのでもういちど紹介したいと思う。
◆ZgiO2cbEXY
やらない夫は貧弱男爵家を立て直すようです
内政を楽しむスレなのか、ダイスの目を楽しむスレなのか。
小聖杯シリーズ・中聖杯シリーズ
主人公の熱き思いも、サーヴァントの生き様もあまりない、緩い感じがすごく素敵。ま、いいか。というあっけらかんとした展開とバカ枠の行動がひたすらツボる。
真面目な聖杯作品を見た後だと一層酷さ(褒め言葉)が引き立ちます。
ダイス=笑えるという「あんこ」への片鱗が見える作品集。同じ事をしているのに次が見たくなる麻薬性があります。
◆EV5Y02hxDo キルオはボトムズのようです
「むせる」と書きこみたくなる、男くさい安価作品。作者の絶妙なハンドリングは読む価値ありです。
◆wCogfUJ/Uw
【安価】やる夫は命を的に稼ぐようです
やる夫は命を的に稼ぐようです‘68
巻き込まれデスゲーム、という割には安価によって変容していく主人公のアライメントが見もの。理想の上司、カン・ユーなんてのも安価ならではだと思う。
◆J9IBVdpg8o 【安価】やる夫は江戸で生きているようです【時代劇】 ※連載中
安価によって能力が成長していく、とはいえ江戸時代なのに剣が使えず知力全振りプレイとか、作者も笑うしかない。戦国尖ってるでもそうだが、サブパラメータが尖った性能になると、どうもコメディ部分が増えるようだ。
根の人 ◆aeGKBk1TiE
やる夫に残された時間は24時間のようです
やらない夫は3分間を戦い抜くようです
できない夫は108の物語を満たすようです /ドクオは人類を滅ぼすようですは今後読む予定。
安価を最善手ではなく、欲望で取れと読者をあおりながら、整合性をとるためにはプロットを投げすて新しい展開を考えるなど、サービス心旺盛な作家さん。
今後もぜひ読んでいきたい。