ギャンブルを嫌う人に
カジノとかもってのほかと怒る人に、逆スロットを考えた。
例えばアメリカあたりではスロットマシンがある。
普通のスロット仕組みは、お金(25セント~1ドル)を入れて、模様が3つ揃えば模様の珍しさに従って、払い戻し金が出る。
中でも確率の低いジャックポットは、今マシンに入っているコインを全て払いだしたりするので、それを期待してみな小銭を賭けるわけだ。
では逆スロットとは何か。
カジノの胴元側に相乗りするわけである。払戻金の積立額が例えば現在「1000ドル」だったとする。そこの賞金に「1000ドル」を追加で預ければ、その時点での50%のリスクをとったことになる。
お金を預けて、数時間~数日たってから戻ってみると、なんと賞金はあなたが追加した時よりも「3000ドル」増えて5000ドル入っていたとする。
そうすれば、あなたは増加額の3000ドルの50%、1500ドル(から手数料を引いたもの)を受け取ることができる。
もちろんジャックポットが出て、すべての掛け金払い戻しがあれば、返金はない。
ちまちまと小銭が増えていくのは定期預金に近いが、それよりもずっと増え方は早い。あなたの賭けた賞金を獲ろうとギャンブラーがマシンに群がるからだ。
さあ、こんなマシンがあったら人気が出るのかね。それとも、ギャンブルが嫌いと言う人間は、逆の胴元ですら嫌がるのだろうか。