中学3年の時に仲のいい友人が「教師を含んだいじめ」にあった。
まあ、それをかばった自分までハブの対象になって、連れは登校拒否。自分は学校通いながら、時々そいつんちに遊びに行って、ということになった。
今でも30年来の気の置けない付き合いがあるので、あの経験は無駄ではなかったなと思う。
今にして思えば、中学生にとって、わけのわからない思想や歴史を喋ってるオタク二人は確実に浮いてるわけで。
「ハブにしなきゃ」と義務感に駆られるのも、まあよくある流れだと理解はできる。
当時腹を立ててた担任に対しても、30代のおっさん一人がホルモンバランス崩して無敵感MAXの中坊40人をコントロールできるわけもない。
今の自分が教壇に立って「なんとかしろよ」って言われても無理無理カタツムリとなるわ。あの時は義憤に駆られて担任に怒ってたが、今なら気持ちが少しわかる。
しかし一方で思うのは仕事なんだから、何とかしろよ、という気持ち。一人で無理なら周り巻き込んで解決方法探るのも、やって欲しかったなあと。
とはいえ、日本の労働者諸君は目立つことを嫌い、事なかれ主義に走る傾向がある。
しかし、戦場で何をしていいのかわからない新米少尉。
弾が飛んでくる中立ち尽くすだけだったら、それは後ろから撃たれても仕方ない。
本当、教育現場は地獄だね。