不適合者のジャンクヤード

腑に落ちるか落ちないか、読む人次第。拾い物があればご自由に。

日本人のメンタリティー ※弱者閲覧注意

歴史の話をしていて、特攻の話になるとまあ、いろんな意見が出るよね。

尊い犠牲を忘れるな、って言う言葉があれば、為政者側に対して「人を必ず死ぬように仕向けるとか何考えてるんだ」っていう怒りの言葉とか。

 

その場にいなかった人間はそれは好き勝手言うことができるけど、綺麗な言葉っていうのは時々腹立たしく聞こえる。

なぜかって?

 

現代でもみんな気軽に口にする。もしくはネットに吐き出す。

「働けない奴は〇〇したほうがいいんじゃね」

「税金払ってない奴は。。。」

「家でひきこもりしてるやつ。。。」

鬱になるやつは甘えとか、就職できない奴は、とか。

 

弱者に対して、敗者に対して、失敗者に対して、犯罪者に対して、外人に対して。

多くの「ふつうの」人は、グループの外側の人間に興味などない。

下手すれば自分たちのリソースを奪う邪魔者だと思っている。

 

同調圧力をかけて、一方方向に向かわせるのはたぶん今も昔も同じ。

簡単に綺麗な言葉を使う人間を見ていると、ああ、なにも考えていない人なんだなと思ってしまう。

言葉を使って若者が特攻に向かうように仕向けたのは、きっと今と変わらぬ同じ「ふつうの」人たちだ。