不適合者のジャンクヤード

腑に落ちるか落ちないか、読む人次第。拾い物があればご自由に。

パワーワード 「フールプルーフ」

コトダマある、というかパワフルなキーワードを紹介したい。

 

フールプルーフ

英単語では"foolproof"と書く。直訳するなら「バカ保証」

proofにはいろんな意味があるが、この場合は「耐えられる・保証する」あたりが適当か。

初めて読んだのはアメリカに投資しよう、といった本に書いてあったエッセイ。

 

要約すると「アメリカ人は極めてバカに優しい国。人間が間違って行動するのは当たり前だから、間違った後に元に戻れるような道を準備しておく。

「例えば高速道路で、日本なら細かい文字で、一瞬で見分けないと道を間違えるようなところが、アメリカならデカイ文字で3回くらい注意呼び掛けた後、分岐点を過ぎても元に戻れるような道を作っておく」

「理由:移民は文字が読めないから」

 

逆向きには入らない電池ボックスとか、ありがちな(または思いつきもしない)ミスを防ぐための工夫をしているかどうかということだ。

 

バカが使っても壊れない。失敗しにくい。

だからバカ保証(foolproof) 

 

識字率が高く、単一とうたっている日本では最もおろそかにされてるところだなあと思う次第。