地下鉄で見える「恥」の概念
優先席の付近では、携帯電話の電源をお切りください。
ペースメーカーへの影響や、電波の危険性。今回は脇に置いておく。
席数6。
うち座っているのが
高齢者 1。
若い女性 2
サラリーマン(若) 2
サラリーマン(中) 1
スマホ利用 4
他の高齢者に譲る気配、なし。
高齢者利用率 16.7%
スマホ利用率 66.6%
帰り道に見た光景。
車いす専用スペースに立つ利用客数人。そこに車いすの人が乗ってくる。
空間を開ける気配 0。
肩身が狭そうにドアの前でたたずむ車いす利用者。
スマホを盾に、他者の介入を拒んでいるのか。
集中しているがゆえに、周りの状況を無視しているのか。
将来への恐れや、変化の恐れ。一定層に入っていない恐れは年々口にするのが増えるのに対し、「恥ずかしい」という概念と、叱りつける「権威」は年々減る一方のようだと感じる。
昔が良かったとは言わない。
「ただ自分が良ければいい」、というスタンスは目にするたびに貧しいなあと思う。