物事を変えようというときに、昔懐かしい手口に「デモ」ってのがある。60年前に流行した赤い手口だが、今でもこれで世の中を変えられるって思ってる人がいる。
一斉に。集団で。そういった一気の変化を促すのはleft wingの大特徴だ。
はっきり言おう。集団で押しかけて、変化を促すのは〇93さんの恫喝と変わらない。
衆愚が押しかけて、緊張を生むから政治家も餌を放り投げる。
餌を食べたら解散。一瞬の満足感は残るかもしれないが、変化など何一つ起こっていないのはお隣の国を見ればわかりやすいのではないだろうか。
話は少し変わるが久しぶりに「やる夫スレ」のモンハン自衛隊(疫病 ◆fJrHveEGcs氏)の続きを読んでいて思ったことがある。
話の中で自衛隊の面々は、守るために戦い、命を落とす。戦いのためではない。
反戦、という言葉をデモを組んで一方的に押し付けるよりも、オタクの多い自衛隊に物語を通じて概念を刷り込むほうが効果的なんじゃね?
こうした方がカッコよくね?
こうしたほうが正しいんじゃね?
概念のみならず、価値観、行動美学を架空の世界で描く。
それにより現実のほうが影響を受け、内部の意識が変わっていく。
血液型占いは当たらない。そう一般的には思われている。
しかし、占いを真に受けた人間が「そうあるように」「自分の都合がいいから」行動するようになっていくことが往々にしてある。
A型はクソ真面目だ。B型は自分勝手だ。
そう書いてあったんだからこれでいいじゃんと自己規定し、周囲にも免罪符として押し付けていく。だから当たると感じられる。そういう面もあるはずだ。
もしかしたら、そういう意図で描かれた創作が多く出回るようになってるのかもしれんなあ。