不適合者のジャンクヤード

腑に落ちるか落ちないか、読む人次第。拾い物があればご自由に。

凡百のブログより一人の先生の偉大を噛みしめろ

アメリカ株が高いと思い続けて数か月。ここのところ企業分析と経済分析の切り口を探しているのだが、これがなかなか進まない。

私自身も凡百の一人にすぎないので当然だが、その理由は「明確なイメージ」を持った人がそういないことが原因だ。

経済で例えば「マネタリーベース」というと、検索で引っかかるのはどこぞを孫引きしたような劣化コピペしか出てこない。モルガンであろうが、東京三菱であろうが東大であろうが同じ。

ほとんどがてめえで考えたことのない、わかったふりだけが上手なコピペ学者か提灯もちの御用営業者、そしてアフィで食ってるチンケな小金持ちしかいないわけだ。

 

私は自分がたいして頭が良くないのをわかっているから、できるだけシンプルな理屈を考えつかないと理解が進まない。

なので、もっともらしい学説を読むと、本当にこいつら説明下手なと思ってしまう。

ちなみに、マネタリーベースとマネーストックについては、どこかのブログで書いていた「パチンコ店の所有するパチンコ玉と、台で回っているパチンコ玉の違い」というのが的確で分かりやすかった。

 

というわけで、最近読み始めたのがアダム・スミス国富論

初出が1776年で240年経過しているにもかかわらず、どれだけ刺激的な読み物か。

1ページ読んでは現代との比較、妄想が飛び交い知識が連結しイメージが湧き出してくるわけで、なかなか読み進められない。

 

その道は私が240年前に通った道だ。

 

これをリアルでやられると、偉大な先生のいうことはとりあえず読むべきだなと思う。

アダム・スミスwikiとインターネット、パソコンを渡したらどこまで進めたんだろうね。

 

次はマルサス人口論かな。