夢を見た。
元上司が独立してベンチャー企業を立ち上げるそうだ。
私は居酒屋でおごられながらその話を聞いていた。
会社名は「first-lot inc.」
ファーストロット株式会社だそうだ。
目的は、企業の新製品を一番に買い付け、欲しがる人間に売る。
流れとしてはこうだ。
希望する新商品のタイトルページを客が作る。
自分の買える値段を入札する(公表してもいいし、しなくてもいい)
例えば今回騒ぎになっている任天堂のswitchを2016年に買う、というページを作るとしてみよう。
自分は5個を5000$で買うと宣言。
こうしていち早く新製品を買いたいというセレブは入札リストを増やしていき、会社は高額を払う順に100個なり1000個の注文を受け付ける。
当然、それは販売価格よりも高くなるだろう。そこから適正な利益、30%ぐらいをとり任天堂に話を持っていく。
最初の出荷ロット、X個を一般販売よりも早く売ってくれ。
価格はこれだけだ、と。
条件は、ロットナンバーを000001から打つこと。
セレブが札びらで叩き、いち早く手に入れて、ドヤるための仕組みである。
もちろんセレブでなくても入札してもいいだろう。勝てるならね。
もう一つのコースは「人柱コース」
治験だね。企業は販売前にファーストロットに好きな数だけ新製品の在庫を下す。
会社に登録している希望者は、それを購入できる。
価格は同じく適正な利益を載せて、となるだろう。
こちらのコースでは、登録者の義務がある。
使用感、良い点、悪い点などをフォーマットに従って回答する。
期限までに回答がない場合、会員を凍結され、次回以降の利用が出来なくなると。
こちらでは安く買えるかもしれない、代わりにアンケート回答が必要になる。
夢から覚めて、穴がないか点検するも特に問題になる点がない。
強いて言えばだれでも後発で追いかけられるアイディアである。
一定の資金がないとスタートアップすら難しい。
ということでアイディア放流。
すでにあったら、まあ、そんなもんだよねと。