不適合者のジャンクヤード

腑に落ちるか落ちないか、読む人次第。拾い物があればご自由に。

数式をきっかけに、ローマとイギリスをディスる記事になった話 ※3000字程

「9×9÷9×9って、答えが1か81かで争ってる人がいる」──それ、素で驚く話なんだけど、よくよく見ると人間の「脳内補完力」の暴走っぷりが丸見えになる。


左から順に処理すれば81。でも「掛け算同士はグループに見える」って脳が勝手に補完すると1になる。それだけの話。なのにネットでは不毛な戦争が始まる。

こういう時こそ**「カッコをつけろ原理主義」と「文脈で分かれ派」**が戦うんだけど、誰も勝者にはならない。数学のルールが理解されてないとかじゃない。脳が勝手に意味を作ってしまうことにこそ注目すべき。

 

そこから話は、「掛け算を先にやるってルール、いつ決まったの?」という脱線へ。
そこに「数学の正しいんだおじさん」と、「コンピューター表記警察」が乱入してくる。「ーを省略して『コンピュータ』って書くのが正しいんだよ!」って言い出すやつ。
──いや、それ誰が決めた?なんでそこだけ正義なんだよ?

 

さらにここで登場するのが**「ローマが原因説」「イギリスの商人が余り嫌い説」**という嘘のような仮説。
「1ダース処理でまとめたがるローマ商人が、先に掛け算しないと売上計算できなかったんだ」とか、「イギリス人は余りが嫌だから割り算を後にした」みたいな、嘘だけど聞くと納得できそうな設定で笑いに着地する。

そして最後に現れるのが、「ヤードポンドは滅ぼすべきである」という唐突すぎる正論。
何この流れ。完全にネット雑談の完成形でしょ。

 

数式の正解を巡る不毛なバトルが、歴史的フィクションと文化的ツッコミを巻き込んで、気づけば「文系にも刺さる数学トーク」に昇華している。
まさに、「どうでもいい話」こそが面白いという好例です。

 

https://unsuitable.hatenablog.com/entry/2025/05/09/130000