「戦国時代の戦争って、リアルにするとどう見えるんだろう?」そんな素朴な思いつきから始まった今回の対話は、戦場の現実味とフィクションのギャップをじわじわと暴き出していく。
数万の兵がぶつかる華やかな合戦──それが、実際には「田んぼ3km四方に数百人がウロウロしてただけ」だったとしたら?
補給は3日分の腰兵糧、自弁持参。あとは現地調達という名の略奪。ゲームだったら毎ターン補給ゲージがゴリゴリ減るし、兵士はすぐ「帰りてえ」とか言い出す、そんな世界。
しかも夜は夜で松明の光が目くらましになり、「敵襲だぁ!」の声に毎晩ビクビク。
「狐に化かされて帰った」みたいな言い訳で脱走した兵、絶対いた説も真実味がある。
ここから話は、戦場のパラメータ設計にまで発展する。
補給が落ちる→士気が下がる→勝手に動き出す→統制が乱れる→夜襲が効く→体力減る→さらに士気が下がる…という見事な悪循環ループ。
その中で「カリスマ指揮官」がいたら、一時的に士気が持ち直す──まさにソシャゲの「人権ユニット」だ。
さらに、これを現代に置き換えた比喩も秀逸。
「楽な案件だよ」と言われて行った出張が、実際には交通トラブル・資材不足・全部自分で組まされる地獄だったとき。
──そう、「士気崩壊」ってこういうことだ。
戦争も仕事も、人は「信頼と期待」が裏切られた瞬間に心が折れる。
だからこそ「ご恩と奉公」なんて美談が必要だったんだ、と痛感させられる。
過去に戻ってみたい? いや、やめておけ。
誰だって、1日3キロの水を背負って野原で寝る生活なんか、5分で帰りたくなる。
でも、だからこそ──ゲームでこそ味わえる“戦場の泥臭さ”というものがある。
この想像の遊びは、戦争を軽視するどころか、むしろその過酷さをリアルに浮かび上がらせる。
https://unsuitable.hatenablog.com/entry/2025/05/11/080000