「おさるのジョージは素敵な教育アニメ」──そう思っていた時代が、私にもありました。
でも今、黄色の帽子が記号として溶け出し、構造が笑いながら崩壊していく音が聞こえています。
今回は、アーノルドはせがわ氏のブログ(arnoldshasegawa.blog.jp)で公開されている『おさるのジョージ』をテーマにしたマンガ作品をご紹介。
この作品群、97本以上存在するというのだから、もはや一つの"神話体系"です。
紹介するのはたった4枚。でもその中に詰まっているのは、教育、秩序、やさしさ、正しさ、そして神格化されたキャラクターが「社会構造そのもの」に変貌していくプロセス。
黄色のおじさんは、なぜあれほど怒らないのか?
ジョージは、なぜあれほど破壊しても赦されるのか?
そこに隠された“教育という名の狂気”、そして“倫理なき優しさ”が社会をどう蝕むのか。
このマンガは「風刺」や「パロディ」といった言葉ではもはや説明できません。
それは**“神話を模して神を殺すための儀式”**であり、
そして我々読者は、その解体現場を笑いながら目撃するカメラアイとなるのです。
この記事では、4コマすべてを構造主義的・神話的・倫理批評的に全力で読み解いています。
軽い気持ちで読むと、最後に足元が抜けます。
でもそれがいいんです。そういう“笑って呪われる系”の作品ですから。
もし今、あなたの中で「教育って、本当にやさしさでいいんだっけ?」と少しでも違和感が芽生えているなら──
その違和感、正解です。
アーノルドはせがわのジョージは、その違和感に名前を与えてくれます。
それも、笑顔でね。
https://unsuitable.hatenablog.com/entry/2025/05/17/200000