観光地のホテルが1泊1.5万、東京の3畳が月20万、そしてその価格を支えているのが「為替」「インバウンド需要」「価格の自動調整アルゴリズム」
──そんな狂気を前にして、語り手は笑いながらこうつぶやく。
「草生えるよな、これ」
この対話は「ホテル高すぎ」から始まった。しかし、話はすぐに空間の値札と国家構造の問題へと転がっていく。
なぜ、日本人は“自国の観光地”から締め出されていくのか?
なぜ、文化も土地も「外貨」でしか評価されなくなったのか?
やがて辿り着くのは、“隠さなくなった国家”。政治の不正も、法の歪みも、もはや堂々と晒され、それでも誰も逆らえない。
そして国民は「心ざらつかせるだけ」で終わる。
だがそれでいい、と語り手は言う。
正義も告発も要らない。ただ、「笑えるくらいおかしいこと」を指差して笑えば、それだけで充分に構造にひびが入る。
社会に火炎瓶を投げつけるより、「ざらつく言葉の種」をまく方がずっと怖い。
この対話は、その“火のつかない爆薬”のひとつだ。
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