新聞が叩いて育てた?──「野球とその害毒」の100年戦争
高校野球が“夏の風物詩”となるずっと前──
1911年、朝日新聞が堂々と**「野球は有害!」**と叫んでいた。
・勉強しない
・品がない
・体に悪い
・不良の温床
そんな理由を並べて、計22回にわたりネガティブキャンペーンを展開したのが「野球と其害毒」。
道徳・軍人教育・知育…あらゆる“正論”を武器に、学生野球を叩きに叩いた。
……ところが、である。
批判された大学野球は勢いを失い、
代わりに**“修練”の名のもとで管理可能な高校野球が浮上**。
しかも朝日新聞自身が──
たった4年後に、甲子園の前身大会を主催。
って、ちょっと待て。
あんた“野球を毒扱いしてた側”だったよね?
一方、真っ向から野球を擁護していた読売新聞は、
25年後に堂々とプロ球団「東京巨人軍」を創設。
こちらもバッチリ“興行”をおさえてしまう。
つまり…
🧠 読売&朝日で、「野球の興行&教育」を二分して利権化に成功した。
大学野球は「やりすぎ」とされて沈み、
高校野球とプロ野球は、“適度にコントロール可能な熱狂”として再配置された。
さらに追い打ちのように1991年、朝日ジャーナル記者・本多勝一が
**『新版・野球とその害毒』**を発表。
球児のヒジ、プロ化の暴走、無意識の洗脳構造を再びあぶり出し、
「野球=教育ではない」と再び“毒”認定した。
──これもう、「野球を叩いて、野球を育てて、また叩く」という
新聞社による野球ミームの100年ループじゃないか。
笑えるし、背筋が冷える。
https://unsuitable.hatenablog.com/entry/2025/08/19/130000