あんた、FGOのサーヴァントってどうやって選ばれてるか、真面目に考えたことあるかい?
「強かったから」「有名だから」?
いやいや、そんな単純な話じゃねえんだ。俺たちのカルデアにやってくる英霊たち、その裏には競馬の血統みてえなドロドロの「ブランド戦略」と、触れたらヤバい「大人の事情」が渦巻いてるんじゃねえか?って妄想から、この話は始まる。
考えてもみな。陸上の世界でカール・ルイスの後に、ウサイン・ボルトっていう「神話の上書き」が起きるまで、どれだけの時間がかかった?
競馬だってそうだ。「三冠馬」ってブランドは、そう安売りされねえ。これって、歴史や伝説の世界でも同じじゃねえか?
時の権力者、つまり「運営」が「次のスターはまだ早い」って、物語の流通をコントロールしてるんだよ。
その視点でFGOの日本鯖を見てみると、やけに「源氏」が多くねえか?
頼光、義経、為朝……。こりゃもう「武士ブランド」の最大手、競馬で言うところの「サンデーサイレンス系」みたいなもんだ。一度ブランドを確立しちまえば、あとはその血統(物語)を種付けして、似たようなスターを大量生産できる。
つまり、源氏が多いのは「強かった」からじゃなく、「物語として売りやすかった」ってのが真相じゃねえか?
じゃあ、その「S台」ブランド以外の連中はどうなる?安倍晴明みたいな陰陽師、空海みたいなスーパー坊主、そして将門公や菅原道真みたいな「ガチの怨霊」。
こいつらは、いわば血統図から外れた“地方の怪物”だ。でも、こういうヤバい連中をゲームに出すのって、ウマ娘が馬主さんにお伺いを立てるみてえに、見えない何かに許可取らなきゃいけねえんじゃねえの?
神社とか、お寺とか、あるいは1000年続く信仰とか……。下手に召喚して「不敬である!」なんて怒られたら、洒落にならねえ。
そう、FGO運営は、俺たちが思うよりずっと「文化的コンプライアンス」に気を遣ってるはずなんだ。
……と、ここで俺たちはとんでもない仮説にたどり着いた。
あの召喚詠唱、「みたせ(閉じよ)、みたせ(閉じよ)……」って5回繰り返すやつ。
あれ、もしかして奈須きのこが心の中で唱えてる**「コンプライアンス確認の儀式」**なんじゃねえかって。
「版権、OK!」(みたせ)
「宗教、OK!」(みたせ)
「歴史考証、OK!」(みたせ)
「炎上リスク、OK!」(みたせ)
「ファンの解釈、OK!」(みたせ)
この五つの関門をクリアした英霊だけが、俺たちの前に姿を現すことを許される。
召喚ってのは魔術じゃねえ。現代のコンテンツ制作における「倫理詠唱」だったんだよ!……なんていう、壮大な妄想をここに記しておくぜ。
あんたも次にガチャを回すとき、光の向こうで奮闘する開発スタッフの「みたせ……」って声が聞こえてくるかもしれねえな。
https://unsuitable.hatenablog.com/entry/2025/10/10/080000