ポポロの扱いから社会を考える 5
4.三交代制の見直し
使い潰しの否定
こころの病気の発症率の高さから鑑みるに、労働の過酷さが増しているといえる。壊れたら次の人を雇えばいい、だけでは、労働拒否の人間が増えるだけだ。
これはチクれる機関の頼りなさがある。労働基準監督署の見直しは急務といえる。
安い人間を使いつぶす。いなければ移民を使えばいい。
この安易な考えは国家で排除すべき。でなければ、税収は今後も見込めない。
すべての人が気分よく働き気分良く生活するから経済が回るのであって、ただ搾り取ればいい、という税金システムも、労働環境も下策中の下策としか言えない。
三交代制を四交代制にする
8時間シフトを3交代で回すのは、労働者の負担が大きい。
そこで変動4交代を提案する。
朝 06:00→12:00 6時間勤務
昼 12:00→20:00 8時間勤務
夜 20:00→01:00 5時間勤務
深夜01:00→06:00 5時間勤務
朝・夕方の通勤ラッシュを避ける。食事時間を避ける。
これで多少は快適になる。
各シフトの給料は同じ基本給(昼と比べて朝は1.33倍、夜・深夜は1.6倍)時給換算での微調整はするとして、夜に長く働くのではなく、短く働けばまだしんどさは減るのではという提案だ。この場合、工場に仮眠施設導入はいるやろなあ。
自家用車で帰ってもいいけど、始発まで4時間寝てもいいわけだし。
社員寮ありでもいいのか。
社員を多く働かせると、固定費が増加するというが、社会保障費の見直しもきっと必要になるんだろうな。どちらかと言えば、社員を多く雇う会社は、社会に貢献しているがゆえに、税金が下がるという刺激を与える必要はあると思う。
次にインセンティブをつける。
シフト表を提出してもらった時に、希望人数の多いところはインセンティブ
ボーナスが下がり、少ないところは増える。
つまりボーナスが100万あって、希望が
朝15人
昼50人
夜30人
深夜5人
だとしたら、枠25万をそれぞれ希望で割ると
朝+1.6万
昼+0.5万
夜+0.83万
深夜+5万となる。
税調整や給与調整などこまかいことは知らないが、要は、人数が少なければ
働きたくなるように給料を上げろということだ。
頑張れ、とか無理ができる、という時代でも、そういう体でもなくなっているのだろう。
江戸時代の人間は一日二食、おかずなしで働けた。歩けば一日40キロは当たり前。
現代人はひ弱になりつつあるのだから、それに合わせて労働も見直さなくては潰れていってしまう。