お金との関わり方 目次ページ
http://unsuitable.hatenablog.jp/entry/2016/09/05/083500
1.「使う」「稼ぐ」「貯める」「儲ける」の違い
とりあえず、生きているうちにお金に関わるときにはこの4つを覚えておけば十分。
使う
一番最初に、子供が覚えさせられるのがこれ。
一生のうちで、これしか知らない人も割と大勢いる。
欲しいものがあれば、お店に行ったり、通販やネットで欲しいものやサービスと、お金を交換する。
買う行為と言われる。
神社にお賽銭として入れたり、知り合いにこづかいを渡したりするのもこれ。
贈与行為と言われます。
赤十字に入れるのは寄付行為。
ポイントは、お金が自分から離れて、代わりに「モノ・満足した気分」をもらう。
これがしたいが故に「お金を欲する」人が多いわけです。
貯める
子供が次に覚えるのがこれです。
欲しいものが高額になるにつれ、一回のお小遣いでは足りない。
そこで、貯めることを覚えます。
または、今は欲しいものがないけれども、何か思いついた時に、すっと買いたい。
大人なら何かトラブルがあった時に備えておきたい。
立派な大人と言われている人でも、これができない人がかなりいます。
チ〇コ比べが大好きな、攻撃的な競争心旺盛な人は、まず無理。
人からどう見られるか、気になってしょうがない消極的競争心が強い人も、浪費してしまうので難しい。
生まれ持っての性格と習慣。そして訓練と教育が関わってます。
稼ぐ
誰かに自分の時間と、知識、体力を労働力として渡し、その代わりに報酬を受け取ること。
手っ取り早く言えば、社畜・下請けとして働き、給料をもらうこと。
なるのが簡単なものから難しいものまであり、年齢が高くなるほど稼ぐのは難しくなります。
これができないと、人間失格のように日本では言われていますが、世界を見渡せば、働いてなくて誰かの世話になって生きている人たちはたくさんいます。
そこまで思いつめなくても多分大丈夫。
儲ける
おそらく日本人が最も苦手とする分野。
私が我流で定義するなら、「自分の才能、才覚でお金を得ること」
たとえば、道路に落ちている空き缶を拾って誰かに引き取ってもらう回収業。
どこに落ちているか。いくらでだれが買い取ってくれるのか。
運ぶにはどういう方法があるか。相場は変わるのか。
法律に違反していないか。考えることはいくらでもあります。
誰かにすべてを教えてもらって、固定給で働くのなら「稼ぐ」
自分で責任をとって、その代わり売り上げも利益も自分で好きにできるのなら「儲ける」
不動産に働いてもらう貸しビル業も。
お金に働いてもらう株投資も。
すべて「儲ける」に入ります。
失敗した時の損害はすべて自分でカバーしなければいけないので、損を嫌う人にはとことん敬遠される。
そして、リスクをとって儲けた時には「ズルい。卑怯だ」と妬まれる。
まとめ
「使う」 買うものの優先順位を決める ×衝動買い
「貯める」未来のために我慢する ×自慢したがり
「稼ぐ」 現在のために我慢する ×無理して体壊す
「儲ける」労働以外のお金稼ぎ ×簡単な方法に飛びつく
どれもできていないと、お金とは縁遠くなることは確実です。
×の行為をしているうちは、貧乏生活必至。気をつけて。