語り出したら止まらない!映画と小説の世界を語り尽くす楽しさ
「昔の映画や小説を振り返る企画」を始めたら、まさに止まらない勢いで語り尽くしてしまいました。テーマは「LGBTQ」や「変わった人々」。若い頃に触れた作品の数々が、今の価値観や感性にどれほどの影響を与えたのかを改めて考える機会となりました。
たとえば、橋本治の小説『桃尻娘』シリーズでは、ゲイの友人や型破りな登場人物たちがぶつかり合いながら青春を生きる姿が描かれ、「普通じゃない人々」の居場所について考えさせられました。一方で、映画『蜘蛛女のキス』では、色彩や映像の美しさに圧倒され、イタリア・フランス映画の耽美的な世界観への扉が開かれました。
また、『トーチソング・トリロジー』では等身大のゲイキャラクターを通して、「特別な存在ではなく、普通の人」としての視点が深まり、笑いと感動のバランスが取れた『プリシラ』や『3人のエンジェル』には、「偏見を笑い飛ばす強さ」が心地よいと感じました。
90年代映画については、冷戦後の解放感がバカバカしさや明るさに反映されていると分析。『ウェインズ・ワールド』や『ミスター・ビーン』のコメディ、『アンダーグラウンド』の不条理、そして『ターミネーター2』の友情に希望を見いだしました。
一方で、近年のメジャー映画には「不適合者の魂」が薄れたと感じる場面もありましたが、その背景を妄想交じりに語るのもまた楽しい発見でした。
そして最後に辿り着いたのは、「語ることの楽しさ」。
小説、映画、漫画、記事、すべてを乱読し、うろ覚えや連想、迷走を楽しむことこそが、私の雑学と感性を支える柱でした。次回のテーマはまだ未定ですが、これからも「語らずにはいられない」企画を続けていく予定です!
もしこの記事を読んで、「私もこんな風に映画を語ってみたい!」と思ったら、ぜひあなたも好きな作品を教えてください。きっと、新しい発見が待っていますよ。
https://unsuitable.hatenablog.com/entry/2024/12/27/080000