不適合者のジャンクヤード

腑に落ちるか落ちないか、読む人次第。拾い物があればご自由に。

テレビって

今となっては、融通の利かないアフィまとめサイト

みたいなもんだなって思う。広告と誤クリックをうざめにした感じの。

またはおもんない芸人チューバーの生放送か。

そりゃあ、自分でザッピングできるネットに流れるわ。

 

ラジオが100年、テレビ電波が60年以上独占で、参入が難しかった。

ネットと撮影機材が一般化して、素人と他業者が入れるようになれば

そりゃテレビは見ないわなって思う。

【自由】ってなんだろう

定義が難しい言葉だと思う。

気が付けば

                     

思うまま奪う、殴る、それが自由ヤジュウだ。

 自由ムリョウっていいよね。

 

こうなる。

個人と公共の綱引きであったり、個人と他人の線引きであったり。

自由とは無制限ではない、ということを理解しないと恥ずかしい人になってしまう。

 

匿名掲示板で人の悪口を書くなんてのも、言論の自由とは違うわけで。

言葉の印象って本当、勘違いさせるから怖い。

運の良さと悪さ

どこでもいい、人がたくさん入る場所を想像しよう。

東京ドーム、甲子園、武道館。どこだっていい。

 

その中に詰め掛けた人は、隣の人とジャンケンをする。

勝てば勝ち進み、負ければ退場だ。

何万人いようとも、多くて20回くらい勝ち抜けば優勝できるだろう。

優勝者には当然すごい賞金か記念品が出るとする。

 

そして優勝者は「日本一ジャンケンの強い人」として喧伝されるだろう。

うん。素敵な話だ。

 

視点を変えてみる。

先ほどと条件は同じ。ジャンケンに勝ったら残る。

ただし、生贄として。

 

命がかかっているのか、大金を払うのか。その辺は想像に任せよう。

言えることは皆、さっさと負けて退場したい。

しかし、残酷にも勝ち進んでしまう人は絶対にいるわけだ。

 

ジャンケンの強さは、技術や洞察力によって左右されるのだろうか。

勝ち進んだときの戦績で、強い人はいるのかもしれないが、そういった人は負けなければならない時にあっさりと負けられるのだろうか。

それともただの偶然の要素が強いのか。

興味深い。

歩きスマホ

就職活動の時期ですね。道行く若いスーツ姿を眺めていたら、こんなのが。

 

両手でスマホをささげ持ち、背中はすっと伸び、目線はスマホに。

そしてしずしず歩く。

 

その姿は宮内を行く、凛と背中を伸ばし、笏を構えた平安貴族のよう。

 

太政官かよ。

思わず漏れた心のツイート。

働くということ

働くことについてぼんやりと考えていた。

 

雇用労働と、自営業。違いは何だろうと考えて、消費が好きかどうかにあるんじゃないかと考えた。

起業・自営を考える人間は、基本的なベースにケチ、がある。

というかそうでなくては、長続きしない。いつ仕事があるか、いつ仕事がなくなるか予想がつかないからだ。

 

一方雇用されている人間は、消費に鷹揚だ。来月また給与が入ってくるから大丈夫、とぎりぎりになるまでお金を使うことがある。

 

となると比較その1は使うことが好きか。自分の手でかせぐことが好きか。

メモに落書き。

どうせなら四象限にしてみよう。

働いてお金を得るのが楽しい人間もいれば、上前はねて楽できるほうがいいという人種もいるはずだ。

じゃあ、こうなるかな。と出来たメモに書かれたのが

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「つかう うばう」

 

シンプルで つよい。

 

パワーワード感に思わず笑う。

だめな女さんとか。できのわるい子どもさんとか。

ちんぴらさんとかが入りそうですね。

 

右下は会社社長、プロモーター、手配師、できのわるい上司とかかな。

世の中は、いろんな人でできている。きっと。

 

結婚について考えた ※トラウマ注意

掲示板眺めてると「俺で末代」「なんで結婚できないんだ」等のおっさんらの嘆きが時々目に留まる。

 

思うんですわ。ロスジェネ世代として感じるのは、子どもに対して世界(世間)から肯定よりも否定が多くないかいって。

 

肯定のサインとして思いつくのは

・親からの歓迎の言葉、誉め言葉

・受け継ぐ地盤、仕事がある

・才能、能力を褒められる

・仕事先で、給与、昇進などで優遇される

・友人、知人との緩やかなつながり

 

否定はこんな感じか

・親が自分をめぐってケンカ、いらない子などの言葉

・親からの財産なく、親に逆にたかられる、使い込まれる

・テスト、試験で平均をなぜ取れないと責められる

・仕事に就けない。派遣、バイトなど不安定 昇給がない ブラック企業

・友人知人のマウンティング、または嫉妬怨嗟の陰口

 

肯定が多いほど、人生前向きに考えるだろうし、受け継がせたいという欲も出る。

でも、現在の状況って圧倒的に下の否定ばかり目にする気がするんだよな。

 

 

ちょっと見方を変えて仕事の面ですごいざっくり考えてみてみよう。

正社員が50%。この時点で残りの半数はハンデがある。

大企業と中企業で半数。これで25%だ。

残りの小企業はブラックか薄給だろうと決めつけてみる。

最後に顔。これで甘く見て3割が落ちる。7%とすれば18%。

男で、満足した結婚送れるとすれば結婚率65%とすれば、結婚したうちの18/65だから28%、約3割となる。なんとなくそれっぽい数字が出たな。

全体の18%のこいつらは勝ち組。「お前らなんで結婚しないの、楽しいよ」とか平気で言っちゃうリア充ですわ。

どうみても普通じゃないよね。

これエリートだ!ってなる。

でも一般の普通の結婚のイメージとやらは、このあたりを指すみたいだから笑っちゃう。

 

あとの残りの47%の男達は女性に遠慮するか、逆に振り回されるか、わがまま言われる結婚生活と。ここがきっとふつうの人たちやね。

 

そしてあとの35%は人生に否定を多く見出して、結婚する意欲がなくなると。

パブロフとおんなじよな。否定されれば元気もなくなる。

 

開き直って、食うには困らない時代を逆手に楽しんだもん勝ちでもあると思うんだけど。3代か5代遡れば、どっかにご先祖様とやらの遺伝子を残せてる枝はあるはずだし。

ま、重く考えるなってことで。

「あんこ」で人生を考えてみる

過去に書いた 面白いもの紹介 「やる夫スレ」その2 あんこスレと安価スレ - 不適合者のジャンクヤード で紹介した、「あんこ」について今回は書きます。

 

よく、自分の人生をここが足りない。アレがあったらと嘆く声を見かけますが、今回は他人の人生を追体験する「あんこ式人生ジェネレータ」を作ってみました。

 

誰か、他人の人生をサイコロを振った目に従って、設定を決めていくわけです。

とはいえこのまんまではよく判らないので、画像を張ってみます。

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左側にあるのが、作成された一人の人生。

右側にあるのがデータテーブルです。

乱数を割り当てて、人物を自動作成する仕組みになっています。

 

今回作られたのは、近代に生まれた平民の四男坊。スペックはなかなか優秀。

ですが、赤ん坊、青年時に「あっ」が出てしまいました。

1/10の大バッドイベント。

病気か、戦争か。いったい何があったのでしょうか。

彼は生き残れたのでしょうか。

 

せっかくの高スペックも、ライフイベントの前には台無しでした。

 

自分も作ってみたい、って人に一応中身の関数を紹介します。

 

 

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RANDBETWEEN関数が、最小~最大を与えることで、乱数を発生させます。

あとは右のテーブルから、該当する中身をvlookupで拾ってきて表示させると。

C8,D8は、現代にはないかな、と思われる項目を振り替えています。

 

何か入力するたびに乱数が変更されるので、簡単に人物作成が出来る。

ということで。

末っ子に生まれた王族の超優秀頭脳もちの人生や、スペック高いのに容姿だけが「アカン」になってしまった貴族次女。

いろんな人生を想像できて、なかなか楽しい。

 

すべてのスペックが悪ければ、人を妬み、呪う人生が。

すべてのスペックがよければ、足を引っ張る人に悩まされ、孤独に生きることに。

そして最後は時代の運。

ライフイベントで、すべてがひっくり返されるか、何かをつかめるかが決まる。

 

自分に不満があるのなら、よく考えてみよう。自分はどの目を引き当てたのか。

振りなおしで「アカン」が出ても、文句は言えないんですよ。こうだったら、ああだったらいいのに。思うのは自由だ。ここで6が出ればいいのに、と思う。
それは、運命ダイスを自由に出せる、神の視点ですよ。

 

物語がハッピーエンドで終わるのは、その後の「アカン人生」を描写しないため。どんなに成功した人間も、最後は老いによりすべてを手放す。

いろんな人がいて、いろんな生き方がある。ロールプレイで追体験して、自分の手に入る分に幸せを感じるのが健全ではないかと思う次第です。

基礎控除と給与控除と青色申告

103万円の壁ってのがある。主婦がよくパートを月10万以下になるようにする、とか聞いたことはあるだろうか。

 

何かというと、これ税金の話。だれでも適用される基礎控除38万円

それに「給与控除」が65万円合わせると103万。

この数字を超えない限り、「税金を納める必要はない」

 

じゃあ超えるとどうなるか。社会保険料所得税・住民税がかかってくる。

また結婚している場合、扶養(おんぶにだっこ)をはずれ、お前自立してんな、じゃあ金とるねとなるわけだ。

 

自営業をやってると、この給与控除は縁がないわけで。

なんだいなんだい、お上ってのは38万ぽっちで暮らせってのかよ、と斜に構えていたが、今日気づいちゃった。

 

青色申告の金額も65万円。

つまり、収入を得てる人間は103万円までは「生活に必要な最低限の金額」とお上は見ているってことだな。

青色の面倒さと、給与控除の簡単さを同列に置かれると、ちょっとそれどうなんと言いたくはなるけれど。しょうがない。

 

 

基礎控除 月額31,667円。 食費と衛生費ってところかな。

給与控除or青色申告 月額54,166円 家賃+etc.にはちょっと足りないかも。

しかし、この二つでほらよ、これが文化的な生活だろと言われると物言いをしたくはなる。

 

さてインフレだ、目標2%だっていうけれど、この103万円の数字、記憶する限りだいぶ前から変わってない。

基礎控除でググってみる限り、平成7年つまり22年前の1995年に35万円から38万円になったのが最後らしい。

それ以前の推移のきちんとしたデータはぱっと見つからない。

知恵袋からたどったリンク。税経新人会全国協議会 - 税経新報・時潮 -

を見る限り、1965年に基礎控除は127,500円。77年まではほぼ毎年上昇したというが、さすが高度成長期だ。そのあとは1995年の3倍(38万)以降、食費は変わっていないと言いたいらしい。

家賃は1.5万円で住めた昭和と違って、今はどこも4万以上。食べ物だって値上がりか、量を減らすのが当たり前。

 

GDPと平均給与の推移をみれば、バブル以降、特に1997年以降日本はいろんなものが稼げなくなった。外国へ物が売れない。平均給与も下がる一方。

インフレ目標にするんなら、せめて基礎控除とほかの控除の見直しはもうちょっとすべきじゃないのかなと思う。最低でも生活保護と同額が筋なんじゃねえの。

家賃5万。食3万。衣1万。通信1万。そのほか3万で13万。これで年156万。

まだちょっと辛いかな。

 

でもしってる。同額にすると年金生活者から税金とれないからだめなんだよね。これだからこの国は。