不適合者のジャンクヤード

腑に落ちるか落ちないか、読む人次第。拾い物があればご自由に。

お金との関わり方 8

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http://unsuitable.hatenablog.jp/entry/2016/09/05/083500

 

8.企業の戦略を知ろう ターゲットと利益率を考える

 

お金を持っている人。持っていない人。いろんな人が世の中にはいる。

企業はそれぞれ、自分の得意とする層に対して商品を売ろうとする。

これを顧客層・マーケティング・ブランドイメージなんて呼ぶ。

 

難しいことはいい。貧民/平民/貴族と言いかえればわかりやすいか。

昭和の時代は、日本は総中流と言われたものだが、90年代のバブル崩壊以降、確実に中流層は減っている。前は割合が2:6:2くらいのイメージだとすれば、現在は4:4:2くらいになったと個人的には思っている。

 

各層の特徴はこんな感じ。

貧民 CMにすぐ反応する。安ければ買う。品質はなんでもいい。お得感に弱い。

    ローン組めれば買う。一度に払えない。

平民 高級感(雰囲気だけでいい)を好む。皆が持っていると買いたがる。

    数が多いので、一度試させて取り込みたい。

貴族 珍品に大金を出す。同じもの、平民と被るものを嫌う。

    質が良ければ、高くても問題ない。

 

商売上、一番競争が激しい(かった)のが平民層。シェアを握らなければ商売にならないし、競争激しいので利益率が下がる。

利益率とは、売った部分からかかった費用(人件費・原価・広告費など)を差し引いたもうけ部分のこと。貧民は量を抑えて、見た目の値段が安ければ買うし、貴族は利益をぶ厚く乗せても気にせずに買う。

 

貧民御用達の100円ショップに行けば見えるが、一見安いように見えても食料品のグラム単価は確実にスーパーより高い。

なぜなら、貧民は計算を嫌うからグラム単価を重量÷金額で出さないから気にしない。

業務用スーパーであれば、グラム単価が安くても、製造国、品質は当然お察し。

 

どうやって店を見分けるか。

 

貧民用の特徴

1.安さが特徴

2.電飾が派手

3.24時間オープンしている

4.従業員が外国人

5.業務用がうたい文句

 

関西では多い、スーパーTやGスーパー、DQN大好きDH。

当てはまるものが多ければ多いほど、ぼられる可能性が高いか、パチモンつかまされやすいです。意識してみましょう。