政治家がたたきやすい件
鹿児島の市長が叩かれているようです。
公費を使って、奥さんを旅行(視察)に連れて行った。
なんとその金額1500万。
おそらく奥さんは「選ばれた議員」ではないから公費を使うのはおかしい、ということなのだろう。
それは一理ある。
ただし、その考えの裏には嫁さんは奥に引っ込んでおいて政治に出てくるな。という男女の問題、家族の構造が裏にあるように思う。
いうまでもなくアメリカ大統領の裏にはファーストレディがおり、家族でホワイトハウスに住んでもそれは当たり前だ。アメリカ文化では「家族」がキーワードなのでないがしろにすると逆に政治センスがない人として扱われる。
文化が違うってやつですな。まあ鹿児島の市長とアメリカ大統領が同じかといえば、日本人は受け入れないだろうが。
今回のポイントは「公費を使って、市長・議員全員が視察の名のもとに観光旅行をしていた」というところではないかと思うのだが、そこに触れないのはやはり闇が深いからなんでしょうか。
しかし思うのは「姉妹都市」「平和都市」とかっていう宣言はなんだか「モンドセレクション金賞」に似ているってことです。はい。
メガネがよく喋る時
朝のテレビを見るともなしに眺めていたら、「個人向けの確定拠出年金」について話していた。
これは何かといえば「自営業者や無職向け」の年金だ。国ではなく企業が用意する老後保険と思えばいい。
国からもらえる年金だけでは足りない、と思うなら上乗せ分は自分でちゃんと入っとけよ、という国の言い訳である。
テレビでは七三に分けたメガネのパネリストが、口から唾を飛ばす勢いで「これがどんなに得な商品なのか」を熱く語っていた。うなずき驚くゲスト(桜)たち。
私の脳内では自動変換された絵が映る。
1.メガネが玄関先にどっかり座り
2.自社商品がいかに優れているかを説き
3.大きいパネルで分かりやすいフリップを多用し
4.今がチャンスで、これだけの節約になるんですと語る
壁や屋根の修理。太陽光発電。牧場投資に海外外貨預金。マンション運用。
まあ、そういうことである。
NISAといい、個人年金といい、政府は雑い仕事しかしないね。
医者はいつまで医者でいられるのか
集められたデータによって分析をして、人間心理や行動がある程度予測しやすくなる。
それを目的としてgoogleはすでに相当のデータを持っているわな。
フリーで使えるデータならいいけれど、当然秘匿される。飯のタネだもんね。
ただ、医学の面に限ってはさっさとデータ集約と病名予想はコンピュータに投げるべきだと考える。
医者が3分診療でできることは、具合が悪いところを聞いて、必要と思われる処置、検査を振り分けて看護師に指示する。投薬を決めること。
それだったら待合でタブレットで病気の症状入力させて、メインコンピュータで判断するほうが疲れ切ったやる気のない医者よりもまともな診断が下せるはずだ。
病気は日々新しく見つかり(作られ)新薬だってどんどん出てくる。
一介の人間がすべてを把握できるわけないんだよなあ。
だから誤診や、いつも決まったことしか言わない医者が誕生する。
医者は投薬結果のフィードバックと検査、患者の反応の聞き取りに徹して、黒子役に回る時代がそこまで来ているように思う。(あ、外科や歯科医は別)
将棋もチェスも、囲碁でさえもプログラムに負ける時代。
ヘボ医者は道を開けるべきではないだろうか。
既得権者は絶対反発するはずだけどね。
契約書を読まない風潮
CMとかで、すさまじいスピードで流れる (個人の感想です)(イメージ映像です)は明らかに読ませる気がないのは丸わかりだが、契約書の何ポイントの字体やねんと言いたくなる印刷物もひどい。
保険にしろ、会員登録にせよ、本来ならば目を通す必要がある。
というか、目を通さないとひどいことになる。楽〇のメールボムのように。
しかし、あの細かい字を読むには一定の訓練というか、慣れが必要だ。
法律独特の突っ込まれないようにありとあらゆる言い回しを小難しい文章で並べるのにはうんざりする。
本来であれば公的文書を含め、法律も簡単な文章に直す努力はすべきなんだろうけれど、既得権持ってる人たちが当然防ごうと騒ぐわけだ。
誰もが理解できたら、困るからね。
契約書を大きい字でだれもが読めるように、という流れが来たとして、法制化されたら。
A4用紙50枚の印刷物を渡され、印刷代まで請求されるような未来が来ないことを願います。
労働基準法を見直すなら
電通のお祭りを受けて、政府が見直しを発表。
とはいうものの、基本的に罰則を設けないのはいつものこと。
真っ先に霞が関が名前上がるんじゃね、という突込みがさえている。
書き込まれた中で秀逸だったのは
>違反したら株主配当金を出せないペナルティを課せばなくなるよ。
これは必ず効果が上がる。オーナー企業の社長なら、自社株所有で配当もらってるわけだし、上場でなくても無配となれば株主が動く。
併せて「取締役の給与を年350万までとし、賞与を禁ずる」とでもし、従業員の支払いを促すようにすればいいのではないかと思う。
利益が出ないからサービス残業をさせる。残業をさせる、という子供でも思いつく道理はそろそろひっこめたほうがいい。
類似点を見つける
どことか、だれとかはどうでもいい話。
たくさんの女の子が歌ってるグループってあるじゃないですか。
歌番組になるとなんか、いくつも出てくる感じのん。
基本的に可愛い女の子は好きなんだが、グループで歌ってる彼女たちに魅力は感じない。どちらかというと、なんかもやっとした気持ちになる。
なんだろう、とゆっくり考えてみて、先ほど気づいた。
ペットショップの猫とおんなじだあ。
可愛い盛りのうちにうまいこと飼ってもらえればベスト。いろんな運命をたどるところ。盛りが過ぎると店員の目が怖くなるところ。
これ以上は書かないけど、可愛いんだけど、なんだか、という自分の気持ちの動きがわかってちょっとすっきり。
株で含み損する「しんどさ」を表すなら
ここのところ、成績がさっぱりどころか手酷いダメージを受けている今日この頃。
そんなときはダルさが抜けません。寝られません。
不労ざまあwwwwという向きには気分のいいことかもしれないが、負けるってのはこれでなかなか大変なもんです。
なんだろう、こんな状態の時ってどう伝えられるかなと考えて、一番近いのは。
恋人が「浮気をしているかもしれない」って状態でずっと待たされてる感じ。
自分ではどうすることもできず、状況が動くのを待つしかない宙ぶらりん。
別れを切り出されるのか、何もなかったと杞憂になるのかは、結論が出るまで全くわからない。
ああ、一番近いわと自分で納得した。
法の遡及を禁ずる
フィリピンで、ドゥテルテ大統領がいろいろ動いていますね。
先ほど見たニュースで、麻薬関係者5900人超を殺害とあってちょっと驚いております。
さて、問題になるのは今、刑務所に入っている人間と、裁かれている麻薬関係者でしょうね。
フィリピンで法律は「死刑が禁止」だそう。カソリックが全体で70%占めてるらしいので、まあそうかな、と思ってたら死刑廃止は2006年らしい(wiki調べ)
意外と最近ですね。しかも大統領、今年五月の時点で死刑復活を公約にしてる?
今回の騒動で、結構な人数が自首して刑務所に入りたがったという話があって。なぜなら外にいれば殺されるけど、捕まっているうちは安全だから。アメリカのマフィアでもそんな話があったなあと思い出す。
しかしドゥテルテ大統領、刑務所に入ったからといって、やすやすと見逃すかなあ。
なんだかこんな話になりそう。
現在麻薬関係で捕まっている囚人を、再調査し新たな罪状で死刑にする
→法遡及禁止で周りに止められる。
よしわかった。じゃあ、全員恩赦な。
出口は当然、袋小路になっていて、あとはお察し。
気性強い人みたいだし、これぐらいはやりそうだと想像してしまった。
税金の回収率
お世話になっているサイト、
こちらでデータを見ていて気付いた。
各国の歳入(GDP比)だが、このデータの意味するところは、国が民間、国家経済に対してどのくらい課税できているかの目安だと私は考えている。
GDPはそれぞれの国の経済の中で、どのくらいお金が動いたかを表す数字だから、例えばGDPが400億円で、歳入が200憶なら50%課税したということだ。
グラフを作ってみた。
フィンランド・フランスなどのヨーロッパの高福祉国はやはり捕捉率も高い。
この40年近くを40~50%の歳入。
日本は30%前後をうろうろしている感じ。
近隣アジア諸国は20%前後。
そして最後のグラフにはここのところ急激に低下している国を集めてみた。
政情が不安定になると、税収が下がる(一揆はいやだもんな)
国民が政府に信用を置いていない期間はどうも比率が低くなるようだ。
同時に印象でしかないがそれぞれの国民性、というか自己主張の強さと反比例しているようで興味深い。
俺の金は俺の金。お前の金は俺の金。
ジャイアンの名言ですね。統計は面白いもんです。