🎖️「艦長に敬礼!」──でも、ハッチ開けっぱだったの誰?
Uボートというと、深海で静かに忍び寄る“死の棺桶”のような存在ですが──
今回のテーマはちょっと違う。
潜航中、艦橋のハッチを閉め忘れて水没するという、
「軍事版コントみたいな事故」が、実際に起きていたという事実に震える話です。
そして一番恐ろしいのは、この“凡ミス”が
「艦長の命懸けの自己犠牲」
として“美談”に変わっていく構造そのもの。
記事では、以下のような構造ギャグと軍事的リアルが炸裂します:
💧潜航中の開きっぱなしハッチ
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艦橋のハッチを閉め忘れて急速潜航 → 数千リットル/秒で浸水
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司令塔内にいる艦長・副長は、梯子を逆流する水に抗えず水没確定
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「閉めて、沈んで、爆雷で爆散」の三段オチ
🪖艦長の“役目”とは何か?
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潜航指示を出すのも艦長
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ハッチ閉める判断を下すのも艦長
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最後にハッチを閉めるのが艦長の“掟”
→ つまり、沈没の直接原因が艦長自身というケースもあり得る
💀それでも「艦長に敬礼!!」する理由
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戦場での「責任者の死」は“指導者としての証”とされる
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凡ミスであっても、「最後まで残って死んだ」ことでチャラにされる
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→ “凡ミスを命で清算する”構造が、美談へと変換される
🤐艦内のリアクションが顔芸レベルでつらい
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航海士:「…でも、開けてたの艦長じゃ……」
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機関士:「言うな……今は黙って敬礼だ」
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新兵:「ハッチって閉まってなかったんですか!?」
→ 誰もが内心で「え?」と思いつつも、美談化が進行していく不気味さ
🧠そして問われる:
「英雄」と「うっかり者」の境界って、どこにあるのか?
「死んだら責任取ったことになる」
「残った者が語れば、それは美談になる」
──そんな現場の空気が、現実の“構造的神話”を作っているのかもしれません。
笑っていいのか、泣くべきなのか。
目が泳ぐのは、あなたのせいじゃない。
https://unsuitable.hatenablog.com/entry/2025/09/13/080000