不適合者のジャンクヤード

腑に落ちるか落ちないか、読む人次第。拾い物があればご自由に。

健康診断で思いついたネタを語って見る話(全7回) 3回目 ※10000字程

塩を減らせば健康?それとも労働力延命?──「架空の国ジャポン」で考える、食と支配の微妙な関係

今回の舞台は、架空の国「ジャポン」と「アメリカ」の比較から始まりました。テーマはズバリ「塩分」──ですが、ただの減塩健康トークでは終わりません。

ジャポンでは、保存食文化の影響で塩分耐性が高い人々が残った? 一方アメリカでは、大航海時代に水不足と課税のせいで“塩がなくても生き延びられる”体質が進化した?という大胆な進化仮説からスタート。

そこに登場するのが「世界なんちゃら機構」。彼らがジャポンに「塩分多すぎ」と指導してくるものの、実はその背後にあるのは「労働力をいかに長持ちさせるか」という高度な政治戦略(?)。つまり「食べるな、でも働け」はジャポンの国家戦略……かもしれない。

そして妄想は加速する。「基礎消費カロリーが年々下方修正される未来」「サプリと日光だけで生きる“光合成型労働者”」が誕生するディストピア社会。減塩、低脂肪、無糖が国策になった先にあるのは、人間の“燃料”を最小化した「終身労働システム」だった――なんて笑えないオチも。

とはいえ、こんなブラックな妄想を笑い飛ばすためにこそ、今ここで“塩気”のある対話が必要なのかもしれません。

「塩、砂糖、脂肪」は悪者か?それとも、生きる楽しみか?
その答えは…ひと口なめてみるしかない。

 

https://unsuitable.hatenablog.com/entry/2025/04/03/080000