「もう終わりだよこの国」——そんなテンプレート的な悲観論に、天邪鬼が全力で噛みついたらどうなるのか?
今回の妄想対話は、100年後の日本を舞台にした「想像の旅」。石油が尽き、物流も消え、高層ビルは廃墟に、スマホは“語り継がれる遺物”になっている未来。それって絶望? いやいや、むしろここからが面白い。
廃材を掘り出して再利用する「都市鉱山」、田んぼに戻った住宅地、復活する唐箕やリアカー、そしてゴムのない時代に進化する“新型自転車”まで登場。流通が途絶えた日本は「県」が“国”に格上げされ、連邦制でゆるく繋がりながら、それぞれの土地で生きていく。中央集権は過去のものとなり、「かしこきところ」では帝が地方の合議を取りまとめる、そんな時代がふわりと描かれました。
悲観なんてしてたら損。「終わり」を嘆くんじゃなくて、「それならどんな風に生きられる?」を想像する遊びの方がずっと面白い。リアリティのある材料で、でもあくまで軽やかに妄想を広げるこのスタイル、読んだあなたもきっと“自分の未来の日本”を語りたくなるはず。
全方位噛みつきマシーンが描く、笑えて、ちょっと切なくて、でも前向きな“滅びの先のユートピア”。悲観疲れした人にこそ読んでほしい、未来妄想のビタミンです。
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