【パンは空気、スキムミルクは貴族、加工乳は魂の抜け殻──スーパーで発狂するまでの乳脂肪レポート】
「昔は250円だったバターが、今や600円」──そんな嘆きから始まったこの対話、気づけば乳製品という名の“白い資本主義”の舞台裏を丸裸にする展開に突入。
兄貴(筆者)による容赦ない価格観察と構造解剖は、スキムミルクの「静かなる末脚爆上げ」を経て、加工乳の正体暴きへと至る。
「牛乳じゃないくせに牛乳の顔して棚に居座る白い液体」
「味がしないことが“飲みやすさ”に転化する現代」
──この視点がもう、全てをぶった斬る。
さらに畳みかけるように登場するのが、“脱脂された米糠の再資源化プラン”。
精米 → 油搾取 → 脱臭 → 粉末化 → 「ライスブラン™」に変身!
これが現代食品の錬金術的再構築=三度搾られて売られる物語なのだ。
途中、コンポストの中で生きるオーガニック信者へのツッコミも挟みつつ、スーパーのレジ前で垣間見える**「カゴと人生格差の構造」**に話は着地。
──豚コマ128円を見つめる指の震え。
それを乗せたトレーすらも、今や「物価の墓標」かもしれない。
最終的には「乳脂肪と体脂肪どっちが問題か」なんていう、まさかのメタ自虐オチで終わる本作。
笑えるのに刺さる。
そしてレジに並ぶのが怖くなる。
そんなあなたに贈る、不適合者の白い日記帳──開幕です。
https://unsuitable.hatenablog.com/entry/2025/09/10/080000