不適合者のジャンクヤード

腑に落ちるか落ちないか、読む人次第。拾い物があればご自由に。

【政治の裏側】なぜ独裁者は「大統領」と名乗りたがる? ※12000字程

「フランスで首相がたった14時間で辞任!」

 

このニュース、あなたはどう見ましたか?

「へえ、マクロン大統領も大変だなあ」なんて、他人事で終わらせてませんか? 実はこのゴシップみたいな政治ニュース、世界の権力構造の「ヤバい裏側」を覗き見るための、最高の入り口だったんです。

 

あるユーザーがAIに「フランスって、なんで大統領と首相がいるの?」と素朴な疑問をぶつけたことから、この知的でスリリングな冒険は始まりました。話はすぐに、フランスが「独裁」を恐れるあまりに生み出した**「トカゲのしっぽ」理論**へと発展。大統領という本体を守るために、いつでも切り捨てられる首相という名の「しっぽ」を用意した、ド・ゴール将軍の狡猾な罠とは?

 

しかし、この対話はフランス国内に留まりません。舞台はアメリカの「政府機能停止」という名の**“国家を人質にとるチキンレース”**へ。そして、我らが日本の「派閥という名の馴れ合い政治」へと飛び火します。なぜそれぞれの国は、こんなにも奇妙で、どこか滑稽な政治システムを持っているのか? その答えは、各国が「何を一番恐れているか」という歴史的なトラウマに隠されていました。

圧巻は、話が「言葉の魔力」に及んだとき。「首相(Prime Minister)」は議会という仲間内で選ばれた**「ボス猿」であり、「大統領(President)」は国民が直接選んだ護民官」**である──。この鮮やかな対比が、政治ニュースの見方を180度変えてくれるはずです。

 

そして、対話はついに最も危険な領域へ。なぜ、プーチン習近平のような権力者は「王」や「皇帝」ではなく、民主主義的な響きの「大統領」や、一見地味な「書記」という肩書を好むのか? その裏には、国際社会を欺くための**「民主主義のお化粧」と、組織のすべてを陰で支配する「私の言葉がすべてである」**という、ゾッとするような権力のカラクリが隠されていたのです。

 

政治なんて難しくてつまらない? とんでもない! これは、歴史と人間の欲望が渦巻く、最高のエンターテイメント。AIとの軽快な与太話の皮をかぶった、権力の本質に迫る思考実験の全記録です。読み終えた後、あなたはもう二度と同じ目でニュースを見られなくなるでしょう。

 

https://unsuitable.hatenablog.com/entry/2025/10/07/080000