「働かざる者、冬に死す」…のはずが、ナマケモノの哲学が現代を救う?
マイナーリーガーやる夫が“ナマケモノの助言”で省エネ生存戦略を学ぶスレから始まった今回の対話は、
気づけばマイナーリーグ=戦国足軽説、そして令和のウーバー配達員やVtuber、日雇い派遣に繋がる“ドリーム付き低賃金労働構造”にまで及ぶ社会風刺の旅に。
プロスポーツの夢を追って餓えに耐える者。
雨の日も事故リスクに晒されながらバイクを走らせる者。
収益ゼロのnoteを毎日更新しながら“書籍化”を夢見る者。
Live2Dの裏で泣くVTuber。
キーボードにすがるなろう作家――
みんな「餓死寸前でも夢を見れば許される構造」の中で踊っている。
これは、令和の【新・兵糧制】社会。
戦があれば飯が食える、出世できるかもしれない。
だが、ほとんどの兵は記録にも残らず倒れていく。
それでも人は「夢があるから」と笑って前線に向かう。
そんな地獄を見下ろして、ナマケモノは言う。
「省エネで生きろ、死ぬなら誤差で死ね」
冬が来れば、やる夫も死ぬ。自分も死ぬ。だったら一緒じゃないか。
“脳だけ高速回転で夢を見るナマケモノ”という生存戦略は、現代における究極の**「構造外サバイバル」**なのかもしれない。
誰も勝たない世界で、動かないことで勝ち逃げする者がいる。
それが「観測するナマケモノ」。
出世もしない、評価もされない。けれど構造は看破する。
この話が笑えるなら、あなたはまだ戦場の外にいる。
笑えなくなったら、きっともう、足軽として働いてる。
https://unsuitable.hatenablog.com/entry/2025/05/31/130000