不適合者のジャンクヤード

腑に落ちるか落ちないか、読む人次第。拾い物があればご自由に。

緊急速報:「楽天ポイントで民主主義が買える未来」について考えてみた ※5000字程

楽天が“期日前投票”のために社員へ「午前中休業」を指示──その直後、三木谷社長が「比例は“おのたかき”に記名で!」とXに投稿。

 

……これ、ただの“推し活”だと思う?

どう見ても「組織票の民間バージョン」、むしろ企業教団レベルでやばい。

冷静に見れば、法的にはグレー。だが構造的には真っ黒。
社員に「空気読め」と言わんばかりの流れで、特定候補を社長が名指し宣伝。
これは「経済圏が票を持ち始めた」って話だ。

かつての宗教票、労組票、地域票。
それらが“企業票”としてアップデートされて、今、楽天パンドラの箱を開けた。

しかもそのうち「チラシ配れば楽天ポイント付与!」とか、「推し候補の名前書いたら15倍還元!」とか、本気で実現しかねない雰囲気。

これ、ただの冗談じゃなく、未来の“選挙商法”の試作機なのかもしれない。

企業が社員を「自主的に投票させる」時代。
でも実態は、**“無言の業務命令”+“空気の中の強制”**でしかない。

そりゃ草も生やすしかない。
でもその笑いが、「一線を越えた企業政治の常態化」に鈍感になっていく瞬間でもある。

これはいよいよ、「投票所ではなく“レジ”で民主主義が決まる」時代の始まりか?

次に来るのは医療業界? 教育? 通信?
すでに「選挙割」じゃなくて「選挙買い」が始まっている。

この国が売り飛ばしたのは、きっと「自由意思」という名の“沈黙”だ。

 

https://unsuitable.hatenablog.com/entry/2025/07/18/130000