「鬼滅」「呪術」「チェンソー」──そのタイトルだけ聞いたまま、内容まったく知らずに“知ったかバトル”を仕掛けたオッサンが、AIと一緒に地雷原を転がる物語が今、はじまる。
ジャンプ作品を「未履修者の目線でどこまでいけるか」という無謀な試みに、GPTが全力でつきあった記録。その結果、浮かび上がってきたのは──
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鬼滅の刃:死に美を纏った少年ジャンプの「戦中詩」構造。「泣ける=燃える=忘れる」の3拍子を揃えた“現代型・特攻文学”
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呪術廻戦:社会の「呪い構造」が若者をすり潰す教育戦場バトル。倫理より制度、感情より“上からの死刑宣告”が先に来る、ダークモードの終末譚
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チェンソーマン:マキマ様に尻尾を握られた少年が、自由とチュッパチャップスを求めて「犬から人になる」地獄の成長譚。倫理ゼロの労働者神話。
さらに、鬼滅・呪術の共通点から浮かび上がったのが、「死んで語られる」構造の気持ち悪さ。まるで現代の“靖国的再演”では?というメタ批判が登場。すべては「感動という名の消費」に飲み込まれ、次週の話で忘れられていく。
そして出たチェンソー。倫理・義務・感動すら燃やし尽くす本作では、**「死んでも泣けない」代わりに、「生き残っても笑えない」**という新しい地獄が開かれる。
📍本シリーズの魅力は、ただの解説ではなく、
「キャラだけ知ってる人間が、どこまで作品に肉薄できるか?」
という“視点ごとネタ”な構造にある。
その上で、作品に内在する美学・制度・支配構造までも掘り下げることで、エンタメの裏側に潜む“感動という呪い”をまるごと炙り出していく。
💥作品未履修でも爆笑できて、履修済なら爆泣きできる。
このシリーズ、ジャンプ読者とオタク文化圏に向けて“逆張り的に語れる火薬庫”です。
https://unsuitable.hatenablog.com/entry/2025/08/31/080000