不適合者のジャンクヤード

腑に落ちるか落ちないか、読む人次第。拾い物があればご自由に。

節税の果てにたどり着いたのは農奴制でした ※7000字程

【サラリーマン節税ファンタジー農奴編】

「交通費が上がったから、手取りが減った?」──そんなバカな話が、笑えない現実になってるらしい。
SNS発のこのネタ、どうやら公共交通機関の値上げ → 定期代UP → 社保等級UP → 手取りDOWN の「無限マッチポンプ構造」が背後にあるとのこと。

その制度、合ってる。けど狂ってる。

税務署は「定期代=現物支給」とみなして課税扱い。会社が払えば経費。個人がもらえば“収入”とみなされ、等級も課税額もアップ……って、そんなバナナ。
じゃあ「会社が飯を炊けばセーフ」って?──おう、そうだとも!

 

そして我々は気づく。「だったら会社の寮に住んで、社食で三食食えばいいんじゃね?」と。
これが合法農奴制の完成系。
✅ 徒歩通勤で交通費ゼロ
✅ 社食で食費ゼロ(課税ナシ)
✅ 寮生活で家賃非課税
✅ 外部委託で経費マシマシ

つまり、会社と税務署に怒られず、完璧に最適化された“社畜ライフ”の完成だ!

だがその実態は──
Excelを耕し、決算期に追われ、会社以外の世界から切り離されていく、現代の“農奴”そのもの。

誰も怒らない。「合理的」だから。

怖いのは、制度の罠よりも、その“正しさ”に人が慣れてしまうこと。
節税の果てに、我々は「自由」と「自我」を引き換えにしていくのだ。

笑ってるうちはいい。税務署がくるまでは──

 

https://unsuitable.hatenablog.com/entry/2025/10/30/080000