🌊夏祭りで出会った二人が、なぜ核発射手順を踏まされるのか──
この記事は、現代の風潮を"ラブホテル"という空間に凝縮した全力の風刺喜劇。
物語の発端はシンプル。
「夏祭りで盛り上がった男女が、ラブホテルに向かう」というだけ。
だがそこに国家と制度が絡むと、部屋に入るまでに発射ボタン二重認証+音声同意+財布没収+満足度評価という、
もはや恋愛版ICBM発射管制室が完成する。
登場するのは:
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マイナンバーによる年齢認証(拒否=退室)
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指紋+音声+顔認証で「同意」を宣言(こども家庭庁へ送信)
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デポジット200%の前払い制度(トラブル対策)
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セーフティボックスによる財布とID封印(売春防止)
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出口封鎖式・二人同時指紋で「行為後チェックシート」提出
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2か月後のアンケートがマイナンバー経由で届く
さらに進むと、
警視庁推薦「愛安マーク」制度、恋愛行為を監視するAIスピーカー、
SWAT風係員の突入体制、そして不倫摘発まで。
これら全てが“安全安心”の名のもとに、
恋愛を国家管理するシステムとして積み上がっていく様は、
現代社会がどこまで「個人の自由」と「制度の安心」を天秤にかけているかを笑いの皮で包みつつ、えぐってくる。
ラブホテルという一室が、
今や**「登山届・入管・税務署・裁判所・厚労省」が同居する近未来社会の縮図**になってしまったら?
そう思ったときに浮かび上がるのがこの一言:
「発射はICBMと同じ。重い責任がある。」
笑いながらも背筋が寒くなる、安全社会が滑り落ちた先のディストピア盆踊り。
今夜、あなたの恋は本当に自由ですか?
https://unsuitable.hatenablog.com/entry/2025/08/15/080000